よくある質問

Q.1 膝の水を抜くとくせになるんですか ?

水はくせではたまりません。膝に水がたまってくるのは膝が関節炎を起こしているからです。水を抜いても関節炎が治まらなければ,またたまってきます。一般の人は水を抜いてもまたたまってくることが多い為、水を抜くとくせになると勘違いをしています。正常の膝では水は抜くほどはありません。普通、変形性膝関節症などでは20〜30cc透明の黄色の関節液がたまってくることが多いです。    40〜50ccを超えると膝に張った感じが出てきたり膝を曲げていくと張ってきて曲がりが悪くなりますのでぬくと楽になります。また、急激に50cc以上たまってくると痛みを伴うことが多いので抜くと楽になります。太い針で抜くと痛いのでなるべく細い針で抜いてもらうと良いでしょう。当医院では21ゲージの細い針で抜いていますので痛みも少なくてすみます。

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Q.2 冷やす湿布ですか温める湿布ですか?

病院でもらう湿布の大部分は消炎鎮痛剤(痛み止め)が入った湿布で冷やしたり温めたりする湿布ではありません。ただこれらの湿布には水分が入っている為、冷たい場所においておくと冷たく感じます。暖かいところにおいて貼れば暖かく感じます。とくに冬場などに冷たく感じるようでしたらコタツなどに入れて暖ためてから貼ってください。

Q.3 膝の内側が痛いのですが注射は内側に打たないのですか?

変形性膝関節症に対してよく関節にヒアルロン酸(アルツ)の注射をすることがあります。膝の外側から注射をしやすい為、膝の外側から膝の中に注射をします。しかし、患者さんは多くの人が膝の内側部が痛いため、なぜ内側に注射を打たないのか疑問に思うようです。関節の中は1つの部屋みたいにつながっている為、どこから注射液を入れても良い訳で、やりやすい部位から入れたほうが痛みも少なくてすみます。ちなみに当医院では24ゲージの細い針で注射する為、痛みも少なくてすみます。

Q.4 風呂に入っていいですか?

よく打撲した人から風呂に入っていいかどうか聞かれます切り傷が無ければ入浴は可能です。しかしは腫れがひどい時は冷やしたほうが良いと思いますので風呂に入る場合は短めにしてください。