① 学生アスリートのけがに、専門的に対応します
部活動や学校の体育中に起きたけがは、成長期特有の問題を抱えていることがあります。大人と同じ治療が通用しないケースや、骨端線(成長軟骨)の損傷を見逃すと後遺症につながるケースもあります。
また、「試合が近い」「受験前に手術できない」「引退までにどうしても間に合わせたい」といった学生ならではの事情を考慮しながら、治療方針を一緒に考えることも当院では大切にしています。
成長期のスポーツ障害に影響する要因
スポーツ障害・外傷は競技の種類によって発生頻度が異なる「競技特性」があり、さらに男女差や年齢によっても発症しやすいけがが変わります。
成長期には身長が急速に伸びる一方で、筋肉・腱の伸びがそれに追いつかないため全身の柔軟性が低下しやすくなります。また、骨端線(成長軟骨)が閉じているかどうかで腱の成熟度が異なり、治療方針にも影響します。
女子アスリートへの注意点
女子は成長スパートが早く骨端線の閉鎖も早いため、男子よりも外傷の割合が高い時期があります。また、月経周期によって体の柔軟性が変化し靭帯損傷を起こしやすくなる時期があること、運動量に対して栄養が不足すると貧血を起こしやすいことなど、女子特有の課題があります。
繰り返しの負荷によるオーバーユース障害
運動器の強度を超える負荷が繰り返しかかることで疲労骨折やシンスプリントが起きます。脛骨・足の骨のほか、腰椎分離症も疲労骨折の一種です。適切な治療と予防で発症を減らすことができると考えられており、サッカーのFIFA 11+に代表される下肢損傷予防プログラムも各スポーツ団体から出されています。ただし競技力の向上に直結しないため、現場ではなかなか採用されていないのが実情です。
競技に夢中な選手本人は障害への知識が少なく、痛みを我慢しがちです。保護者の方や指導者の方が異変に気づき、早めに受診を促すことがけがの予防・早期発見につながります。
院長は日本スポーツ協会公認スポーツドクター。学生時代のけがを自身も経験しており、競技復帰を目指す選手の気持ちに寄り添った診療を行います。
② 部活でよくあるけが・障害
学生に多いスポーツけがを部位別にまとめました。「もしかして…」と思ったら、まず受診してください。
膝のけが
前十字靭帯断裂(ACL)
着地やターン時に膝をひねって断裂。「ブツッ」という感覚と同時に膝が崩れる。手術が標準的な治療です。
詳しく見る → 球技全般半月板損傷
膝のクッションが断裂し、痛み・引っかかり・腫れが起こる。ACL断裂に合併することも多い。
詳しく見る → バスケ・バレー・陸上オスグット病
成長期に多い膝蓋腱の付着部の痛み。脛骨粗面が隆起し、運動時に強く痛む。
詳しく見る → バスケ・サッカー・バレー膝離断性骨軟骨炎
膝関節の軟骨が骨ごと剥がれる疾患。成長期に多く、早期発見が重要。
詳しく見る →足・足首のけが
疲労骨折
繰り返しの負荷で骨が少しずつ折れる。「成長痛かな」と放置してしまうケースが多い。
詳しく見る → 球技・陸上全般捻挫(足関節靭帯損傷)
「いつものこと」と思わずにしっかり評価を。靭帯の程度により治療が変わります。
準備中 陸上・サッカー・バスケシンスプリント
脛骨内側の痛み。走る量が急に増えたときに起こりやすい。疲労骨折との鑑別が重要で、エコー・MRIで評価します。
準備中 陸上・サッカー・バスケ有痛性外脛骨
足の内側の余分な骨が痛む。成長期に多く、インソールや手術で対応。
準備中 バスケ・サッカーアキレス腱断裂
踏み込み時に断裂。保存・手術どちらにも対応します。
準備中肘・肩のけが
野球肘(外側型・内側型)
投球動作の繰り返しによる肘の障害。超音波で早期発見が重要。放置すると手術が必要になることも。
準備中 野球・バレー・水泳投球障害肩・リトルリーガーズショルダー
投球動作の繰り返しによる肩の障害。成長期は骨端線の損傷に注意が必要です。
準備中腰のけが
「成長痛だろう」「少し休めば治る」と放置すると、骨端線の損傷や疲労骨折が悪化するケースがあります。痛みが2週間以上続く場合は受診をお勧めします。
③ 受診から競技復帰までの流れ
当院では初診から競技復帰まで、院長が一貫して担当します。
初診・診察(予約不要)
問診・身体所見に加え、院内MRI・超音波検査でけがの程度を迅速に評価します。「試合がいつある」「受験はいつ」などのスケジュールもこの時点で共有してください。
診断・治療方針の決定
保存療法(リハビリ・装具・注射)で対応できるか、手術が必要かを判断します。手術が必要な場合は時期・方法・復帰スケジュールを丁寧に説明します。
治療・リハビリ
保存療法の場合は理学療法士によるリハビリを開始。手術の場合は福井総合病院にて院長が執刀し、術後の回診・リハビリ・外来を当院が担当します。
競技復帰
復帰の判断は院長が行います。「いつ復帰できるか」を明確にしながら進めるので、チームや顧問の先生との調整にも使える情報を提供します。
保護者の方へ:お子さんの治療方針・復帰時期・注意点について、保護者の方にも丁寧にご説明します。一緒にご来院いただくことをお勧めします。
④ 当院での対応
当院での対応
- 正確に身体所見を取り、院内オープン型AI搭載MRI・超音波検査で迅速に診断
- 日本スポーツ協会公認スポーツドクターが診察
- 試合・受験・引退など、学生のスケジュールを考慮した治療方針の提案
- 手術は福井総合病院にて院長が執刀
- 手術後の回診・リハビリ・外来をシームレスに一貫対応
- 予約不要・当日受診可
部活のけがでお悩みの方へ
予約不要・当日受診可能です。
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